「キレイになりたい」を叶えるメディア

ウルセラで額のたるみ引き締め|おでこのリフトアップに効果は?

MIYUKI
WRITER
 
ウルセラ
この記事を書いている人 - WRITER -
MIYUKI
年齢:30代半ば
仕事:フリーライター(元美容外科・皮膚科看護師兼カウンセラー)
住所:都内在住

某大手美容クリニックに10年間勤務経験のある看護師兼カウンセラー。今は長年の美容クリニック勤務経験を活かし美容ライターとしてフリーランスに転職。
プライベートでの整形・プチ整形・美容施術の経験回数は合計300回以上。海外も含めて5つの美容クリニックで最高ランクの会員に。
趣味は韓国へ美容旅行、ジムで身体づくり、料理。仕事をはじめ、プライベートで受けた整形や美容施術の経験を踏まえて「キレイになりたい」女性の役に立つ記事を書いています。

額・おでこのたるみやしわは顔を一気に老けて見せる原因となります。鏡を見るたびに額・おでこのたるみやしわが気になっていても、スキンケアやセルフマッサージでは改善せず悩みの種になっている人は多いと思います。

では、頬やフェイスラインなどのたるみ治療として注目度の高い『ウルセラ』は額・おでこにも効果があるのでしょうか?

結論から言うと額・おでこにも『ウルセラ』は一定のリフトアップ・しわ改善効果があるとされています。ただし、特にたるみ改善効果が期待できる頬やフェイスライン、あご下などに比べると「効果がわかりにくい」「痛みが出やすい」とする口コミや評判があるのも事実です。

ここでは『ウルセラ』を額・おでこを受ける場合の特徴やその効果とともに、治療を受ける前に確認しておくべきことや注意点なども詳しく解説していきたいと思います。
額・おでこのたるみやしわに悩んでいる人や、『ウルセラ』に興味のある人はぜひ参考にしてみてくださいね。

ウルセラの額・おでこへの効果や特徴について

額・おでこへのウルセラの効果や特徴

フェイスリフトに有効な美容整形として人気を集めているウルセラは額・おでこにも効果があると言われています。具体的にウルセラは額・おでこのたるみやしわにどのようにアプローチして効果を発揮するのでしょうか?

筋膜の収縮によりたるみを改善

ウルセラとは皮膚の真皮層などよりもさらに深い場所にあるSMAS(表在性筋膜)に熱を加えることでリフトアップを叶える美容整形で『ウルセラリフト』『ウルセラ3Dハイフ』などと呼ばれることもあります。これまでSMAS層にアプローチして内側から引き上げるためには、メスで切開するなど外科的手術が必要とされてきました。

しかし外科的手術には痛みや腫れが引くまでのダウンタイムが不可欠で、傷跡などがしばらくの間残ってしまうというリスクがあります。そのため、しっかりと休む時間の取れない忙しい人はなかなか受けることがむずかしいと考えられています。

ウルセラはメスなどを使用せずHIFU(ハイフ)と呼ばれる高密度の超音波を皮膚に照射することで、SMAS層にアプローチして筋膜を収縮させることができます。そのため、メスによる外科的手術と同等のたるみ・しわ改善効果が得られる上、傷跡などが残らずダウンタイムを必要としない画期的な美容整形として注目されているのです。

皮膚の一番深い層にあり皮膚を支える土台となるSMAS層に働きかけることができるのは、外科的手術以外ではHIFU(ハイフ)だけだとされています。
HIFU(ハイフ)には照射方法などが異なるさまざまな機器がありますが、その中でも特に高いエネルギーで安定的な効果があると言われているのがウルセラなのです。
さらに、美容外科・クリニックによっては重ね打ちすることでより高い効果が得られる『ウルセラダブル』などのメニューもあるので確認してみましょう。

コラーゲン増生で肌のハリが高まる

ウルセラは筋膜を収縮させることで皮膚を引き上げることができ、それにより額・おでこのたるみやしわを改善できると考えられています。さらに、ウルセラでSMAS層など皮膚組織に働きかけることで、皮膚の生まれ変わりが促されその中でコラーゲンも増生されます。

ウルセラの効果は施術直後はもちろん、施術後数か月にわたって皮膚が再生していくのに従ってよりたるみ・しわ改善効果が高まるとされています。ウルセラの効果が最大限になるのが施術後約2か月頃で、その効果は1年半~2年程度持続すると言われています。

コラーゲンが増えることで肌にハリや弾力が生まれるため、たるみやしわができることも防げるので、たるみやしわが改善した後の皮膚を若々しい状態に保つことができると考えられています。

まぶたが引き上げられて目元のたるみ解消

額・おでこのウルセラを照射すると、額・おでこのたるみやしわが改善されるだけでなく上まぶたのたるみ解消効果も期待できます。
額・おでこの皮膚が引き上げられることで、自然に眉や上まぶたの皮膚も引き上げられるため目元がパッチリすることがあるのです。

実際、上まぶたのたるみを改善するためにウルセラを受ける場合は、上まぶた自体ではなく眉上やこめかみなど額・おでこ付近にウルセラを照射して上まぶたの引き上げを行うところが多いとされています。

ウルセラは「首やあご下のたるみ」とともに「眉のリフトアップ効果(Eye brow lifting)」が米国FDAで承認されているため、額・おでこのわるみやしわにも確かな効果が期待できます。

額・おでこのたるみやしわの特徴と原因

額・おでこのたるみやしわは顔の印象に大きな影響を与えますが、なぜ額・おでこにたるみやしわができてしまうのでしょうか?額・おでこのたるみやしわはウルセラによって改善することができますが、ウルセラ施術後のたるみやしわの再発を少しでも予防するために、原因と対策について知っておきましょう。

表情のくせ、筋肉の動き

顔の深いしわ、大きなしわの原因となるのが筋肉の動きだとされています。人はさまざまな表情をつくるときに表情筋と呼ばれる筋肉を動かしており、その動きにはくせがあると言われています。笑ったときの表情や驚いたときの表情、真剣にテレビを見ているときの表情などは自分で意識してつくるものではなく、自然と筋肉が動いてつくられている場合も多いでしょう。
そのため、顔の筋肉の動きにもくせがあり、くり返しその筋肉が動くことで合わせて動く皮膚にもくせがついてしまうのです。

額・おでこの場合は前頭筋や皺眉筋などの大きな筋肉が集まっており、額・おでこ自体を動かしているつもりはなくても目を見開いたり眉を上げたりするときに動いて額・おでこに横向きのしわができてしまいます。
特に最近ではパソコンやスマホを見る時間が長い傾向にあり、コンタクトレンズを長期間にわたって利用し続けている人も多いでしょう。

額・おでこのたるみやしわを防ぐためには、目を酷使したり眉間に力を入れている時間をできるだけ短くするように意識するといいでしょう。さらに筋肉の動きによる額・おでこのしわが固定されて残らないように、毎日指の腹などを使って額・おでこの皮膚をほぐしたりしわを伸ばすようにしましょう。

皮膚の乾燥やハリ・弾力性の衰え

額・おでこのしわやたるみの原因として表情筋のくせによるものが考えられますが、皮膚がたっぷり水分を含みハリがある状態の場合は表情筋を大きく動かしてもしわやたるみとなって残ることはあまりありません。
表情のくせがしわやたるみとなって固定されてしまうのは、皮膚が乾燥していたりハリや弾力が失われているときに多く起こります。また、乾燥している場合には表情筋の影響以外にも小じわができてしまいやすく、その量が増えることで全体的にたるんで見えてしまうことがあります。

加齢や紫外線ダメージによって肌の水分が失われ、コラーゲンが分解されてしまうとしわやたるみができやすい状態になってしまいます。額・おでこのしわやたるみを防ぐためにも、保湿と紫外線対策が非常に重要になってきます。

重力による皮膚組織・脂肪のたるみ

額・おでこのしわやたるみは単純に脂肪量が多いことで起こることもあります。子どもや若い人のように皮膚にハリや弾力がある場合は、ある程度額・おでこに脂肪がついていてもたるんでくることはありませんが、加齢によって弾力性を失った皮膚が重力によって下がってきてしまうのです。

また、脂肪ではなく皮膚が重力で垂れ下がってきている場合には、自分の脂肪細胞を注入することでふっくらさせてたるみやしわを目立たなくするという美容整形治療もあります。

額・おでこへのウルセラの流れや費用

ウルセラ(額・おでこ)の費用

額・おでこへのウルセラの費用は照射範囲やショット数により決まります。一般的に額・おでこのみへの照射の場合は6万円程度で受けることができるとされていますが、他の部位とのバランスで眉やこめかみなどにも打つ必要があることも。額・おでこのウルセラで10万円前後、全顔になると20~40万円程度かかることもあります。
ただし、ウルセラの費用は美容外科・クリニックによっても大きく異なるため、口コミや症例を参考にしてみるといいでしょう。

ちなみに、日本に比べて韓国でのウルセラ治療の方が安い傾向にあるため、国内ではなく韓国に治療を受けに行くという人もいるようです。正規のウルセラ機器を使っているのであれば日本国内でも韓国でも大きな違いはありません。美容外科・クリニックの評判やアフターケアなどについて総合的に考えて、どこで受けるかしっかりと考えてくださいね。

額・おでこにウルセラを受ける際の流れ

ウルセラ

額・おでこにウルセラ治療は美容外科や美容クリニックで行うことができます。額・おでこのたるみ・しわ改善のためにウルセラを希望する場合、まずは美容外科・クリニックでのカウンセリングを行う必要があります。

皮膚の脂肪量やたるみの状態などをしっかりと確認してもらった上で、額・おでこへのウルセラが可能かどうか、有効であるかどうかを判断してもらいましょう。

当日の施術の一般的な流れ

1、メイクをしている場合はメイク落としをして、皮脂や汚れをクレンジングでしっかりと落とします。
2、神経を避けて正確な位置に照射を行うためにマーキングを行います。
3、ウルセラを照射する部位や患者の希望に合わせて、麻酔テープや麻酔クリームなどを塗布します。
3、ウルセラ専用のジェルを塗布してその上からウルセラを照射。エコー画面で状態を確認しながら進めていきます。
(照射中に激痛を感じるなど痛みが強い場合は、途中で笑気麻酔などを行ってもらえる場合もあります。)
4、照射が完了したら、マーキングやジェル、麻酔クリームなどを拭き取ります。
5、施術後皮膚に異常がなければメイクも可能。準備が終わればすぐに帰宅することができます。
※ウルセラの施術時間は照射範囲により異なりますが、約1時間前後とされています。

術後についてはこちらの記事に詳しく掲載していますのでぜひご覧ください。
⇒ ウルセラの術後の状態を徹底解説します!施術直後の注意点も

額・おでこにウルセラを行うリスクや副作用

額・おでこへのウルセラは痛みを感じやすい

ウルセラはたるみやしわの改善に高い効果が期待できる人気の美容整形ですが、額・おでこにウルセラを受けた人の口コミや体験談などを見ると「すごく痛い」「激痛が走った」などという感想も見られます。

実は額・おでこへのウルセラは顔の中でも最も痛みを感じやすい部位だと考えられています。額・おでこには眼窩上神経や滑車上神経など太い神経が走っている上、皮膚から骨までの距離が近いため“ビリッ”という電気的な刺激を感じることがあります。

ウルセラ 麻酔
痛みが持続することはなくウルセラ照射の瞬間だけ感じる痛みですが、額・おでこへのウルセラ治療の際は麻酔テープや麻酔クリームなどだけでなく笑気麻酔をすすめる美容外科・クリニックも多くあります。

また、ウルセラで額・おでこの神経に刺激が与えられたことによって1週間程度筋肉痛のような鈍痛が残ることもありますが、自然に消失するとされています。

ウルセラのダウンタイムについて

ウルセラは基本的に腫れやむくみなどが起こりにくくダウンタイムが不要の美容整形と考えられています。ただし、施術当日から翌日までは軽い腫れや赤み、違和感などを感じることもあります。
施術当日からメイクやシャワーが可能ですが、腫れやむくみなどを予防するために、念のため当日の入浴や激しい運動は控えるようにしましょう。

ウルセラに関する注意事項

ウルセラ 看護師

ウルセラは安全性の高い美容整形で多くの人が受けることができますが、以下の場合は施術を行うことができない場合があります。

・極端に日焼けをしている
・妊娠中、授乳中
・近い時期にボトックスやヒアルロン酸注入を受けた
・施術部位に炎症や腫れが起きている
・光線過敏症やアレルギーを起こしたことがある
・皮膚に金糸などが埋め込まれている
・糖尿病や心臓疾患、脳疾患などの持病がある

ウルセラの額・おでこへの効果や特徴まとめ

額・おでこのたるみやしわにウルセラは効果的だと考えられています。ウルセラはこれまで外科的手術でしか引き上げることのできなかった皮膚の深層にアプローチをすることのできる画期的なたるみ治療です。

ウルセラによって特殊な超音波をたるみやしわの気になる部分に照射するだけで治療は完了!そのため、傷跡などが残らずダウンタイムが不要なので忙しい人にも大変おすすめの治療法となっています。

ただし、額・おでこへのウルセラは痛みを感じやすい部位のため施術を受ける際に、笑気麻酔などがすすめられることもあります。施術範囲が広い、ショット数が多いなどウルセラの痛みについて気になる場合は美容外科・クリニックでカウンセリング時に相談しておきましょう。

この記事を書いている人 - WRITER -
MIYUKI
年齢:30代半ば
仕事:フリーライター(元美容外科・皮膚科看護師兼カウンセラー)
住所:都内在住

某大手美容クリニックに10年間勤務経験のある看護師兼カウンセラー。今は長年の美容クリニック勤務経験を活かし美容ライターとしてフリーランスに転職。
プライベートでの整形・プチ整形・美容施術の経験回数は合計300回以上。海外も含めて5つの美容クリニックで最高ランクの会員に。
趣味は韓国へ美容旅行、ジムで身体づくり、料理。仕事をはじめ、プライベートで受けた整形や美容施術の経験を踏まえて「キレイになりたい」女性の役に立つ記事を書いています。

Copyright©2024 美美らぼ , 2020 All Rights Reserved.