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サーマクールは妊娠中でもできる?リスク・注意点について解説します

MIYUKI
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MIYUKI
年齢:30代半ば
仕事:フリーライター(元美容外科・皮膚科看護師兼カウンセラー)
住所:都内在住

某大手美容クリニックに10年間勤務経験のある看護師兼カウンセラー。今は長年の美容クリニック勤務経験を活かし美容ライターとしてフリーランスに転職。
プライベートでの整形・プチ整形・美容施術の経験回数は合計300回以上。海外も含めて5つの美容クリニックで最高ランクの会員に。
趣味は韓国へ美容旅行、ジムで身体づくり、料理。仕事をはじめ、プライベートで受けた整形や美容施術の経験を踏まえて「キレイになりたい」女性の役に立つ記事を書いています。

妊娠中には自分の体と向き合う機会が増えて日頃気にならなかったことが気になるようになったり、産休など仕事をセーブして時間ができたりして顔や体のたるみが目につくようになることもあるでしょう。

「せっかく時間があるから本格的にたるみケアしたい」
「赤ちゃんが生まれる前に美容治療を受けておきたい」
と思い、人気のたるみ治療であるサーマクールに興味を持つ人も多いと思います。しかし、妊娠中には色々な制限があるため、サーマクールを受けても問題ないか心配になることもあるでしょう。

結論から言うと、妊娠中にサーマクール治療を受けることはできません。
サーマクールは比較的新しい美容治療法であり、妊婦さん自身はもちろんお腹の中の赤ちゃんに悪影響を及ぼす危険性を否定できないためです。

ここではなぜ妊娠中はサーマクールを受けることができないのかという理由や、いつからサーマクールを受けることができるのか?妊婦さんが受けることのできるたるみ治療はあるのか?ということを詳しく解説していきたいと思います。

妊娠中にサーマクールを受けるリスクについて

妊娠中にサーマクールを受けることはできる?

サーマクールは妊娠中でもできる?

サーマクールは“切らないたるみ治療”として効果・安全性共に優れた人気の美容治療法です。ダウンタイムも不要で気軽に受けられることから、多くの美容外科・美容クリニックで行われています。

ネットの口コミ評価や体験談でもサーマクールでのたるみ改善効果や治療自体の負担の少なさなどは評判で、顔や体のたるみが気になる人がサーマクールを受けてみたいと思うのは当然だと思います。

しかし、上記でも言った通り妊娠中にサーマクール治療を受けることはできません。

サーマクールではたるみやしわの気になる部分に高周波を照射することで熱エネルギーを与えます。熱によって収縮したコラーゲン繊維が再生・増生することでたるみが引き上げられ、皮膚が引き締められるのです。
切らずに外側から高周波を照射するだけなので、治療中や治療後に痛みなどの負担がかかりにくく回復期間であるダウンタイムを必要としません。
そのため多くの人に選ばれるたるみ治療で、全世界80か国で100万件以上の症例を誇っています。

照射する高周波自体が妊婦さんの体や胎児に直接的な悪影響を与えるということが証明されているわけではありませんが、何らかの影響を与える可能性があるということを否定できないため妊娠中は全期間で治療を受けることができないことになっています。

赤ちゃんのいるお腹へのサーマクール照射だけでなく、顔や腕などお腹から遠い部位の治療であっても妊婦さんへの痛みや不安によるストレスがかかるためお腹の赤ちゃんに刺激を与えてしまう可能性が指摘されているのです。

そのため、基本的にすべての美容外科・美容クリニックで妊娠中は初期から臨月まで全期間でサーマクール治療を禁止しています。

そもそもサーマクールとは?仕組みや原理

サーマクールは妊娠中でもできる?

妊娠中には禁忌とされているサーマクールでは、RF波やラジオ波と呼ばれる高周波をたるみやしわの気になる部分に照射します。高周波を皮膚の深い部分に向けて照射することで真皮層や皮下組織に熱をくわえることができ、それによってコラーゲンを収縮させて再生を促すのです。

コラーゲンが一気に増生することでたるみが引き上げられ、しわや毛穴のゆるみなども改善。キュッと引き締まった若々しい肌づくりができるとして人気を集めるたるみ治療となっています。

サーマクールが初めて登場したのは2002年のことで、切らずにたるみを引き上げることができる画期的な治療として多くの注目を集めました。ただし初代機器「サーマクールTC3」はたるみ改善効果はあるものの、治療中の痛みが強いという欠点がありました。また、施術時間も長くかかってしまい患者への負担が大きいとされていたのです。

その後2007年には2代目となる「サーマクールNXT」がリリースされました。サーマクールネクストでは従来機に比べて広範囲への施術が可能となり、施術時間が一気に短縮されリフトアップ効果も向上。さらに目元用「サーマクールアイ」やボディ用「サーマクールボディ」など各部位への専用チップが開発され、治療の幅が広がりました。
また、サーマクールネクストでは冷却機能が強化されて痛みも軽減。照射時に皮膚を冷却することで連続照射が可能になり、少ない痛みでより早い治療が可能となったのです。

2009年には3代目「サーマクールCPT」が登場。たるみ改善効果や痛み緩和がさらに進化し、表面麻酔をしていればほとんど痛みを感じない程度にまでなったのでより多くの人から選ばれるようになりました。
サーマクールCPTは、効果の高さと痛みの軽減・安全性をより追求した最新機種である「サーマクールFLX」とともに日本国内で広く普及しています。ほとんどの美容外科・美容クリニックでサーマクールCPTもしくはサーマクールFLXを使用しているので、優れた効果と治療の快適性を期待できると思います。

サーマクールは妊娠中でもできる?

また、サーマクールが機器開発メーカーによって認定医制度が設けられています。サーマクール機器の原理や正しい照射方法への理解を深めるトレーニングプログラムを修了した医師のみが認定医として認められる制度となっています。サーマクール治療での名医を探す際には、まず認定医であることを確認しておくようにしましょう。

妊娠中にサーマクールを受けるリスクや副作用

妊婦や胎児への安全性が証明されていない

サーマクールは妊娠中でもできる?

サーマクール安心して受けることのできる本格的なたるみ治療として世界中で人気を集めています。メスでの切開や全身麻酔などを必要としないため、美容治療の中でも患者への負担が少なく安全性が高いことも人気の理由のひとつとなっています。

しかし、サーマクールは2000年代に入ってから生まれた比較的新しい美容治療で、妊娠中の治療に関する安全性などについては確かなことがわかっていないのが実情です。妊婦さん自身はもちろん、お腹の赤ちゃんへの影響・安全性について証明が行われておらず、悪影響を与える可能性がゼロではないということから妊娠中のサーマクールは禁忌となっているのです。

サーマクール機器から照射される高周波そのものが妊婦さんの体やお腹の赤ちゃんに直接的に悪影響を与えないとしても、治療に伴う不安や痛みによるストレスが悪影響を及ぼすことがあるとされています。妊娠中の女性は非常にデリケートなので、精神的なストレスが体に影響を与えることが少なくありません。万が一のことを考え、妊娠中のサーマクール治療は行わないと定められているのです。

電磁波の影響について

妊娠中にサーマクール治療を禁止する理由として電磁波の影響が挙げられることもあります。妊娠中は体に摂取するものやつけるものについて普段以上に神経質になることが多いと思いますが、その中で電磁波による影響を心配する声も少なくありません。

電磁波を多く浴びることで赤ちゃんへの健康被害があるのでは?と問題視されているのです。テレビや電子レンジ、パソコンなど電磁波を出す電子機器は身の回りに多数あるため、すべての電磁波を防ぐことはできませんができるだけ避けたいと思っている人も多いようです。
サーマクール機器から照射されるラジオ波・RF波は、電磁波と波長が異なるため細胞損傷などの可能性はないとされていますが、サーマクール機器からは微量の電磁波も出ているのです。

ただし、電磁波による赤ちゃんへの健康被害については一部科学誌でリスクが報告されているものの、日本国内の電磁界情報センターでは妊婦さん向けに胎児への悪影響を否定するパンフレットが作成されています。WHOの報告や国際ガイドラインなどを根拠とし、身の回りの電子機器から発生する電磁波には胎児への影響はないとしているのです。

サーマクール機器のラジオ波・RF波は電磁波とは異なるものであり、電磁波自体の量も非常に少ないとされています。そのため、サーマクール治療において電磁波による影響はあまり気にする必要はないというのが一般的な見解となっています。

妊娠に気づかずサーマクールを受けてしまったら?

サーマクールは妊娠中でもできる?

妊娠中のサーマクール治療は禁止とされているため、妊娠がわかっている状態では美容外科・美容クリニックから治療を断られると思います。そのため、妊娠中にサーマクール治療を受けて後になってから心配になるということはほとんどないでしょう。

しかし、妊婦さん本人が妊娠に気が付いていないうちの妊娠初期にサーマクールを受けてしまったということはあると思います。実際、口コミサイトや掲示板などでも「妊娠に気づかずサーマクールを受けてしまったけど大丈夫?」という相談が寄せられていることも少なくありません。

今のところ妊娠に気が付かない程度の初期であれば、サーマクールによる影響はほとんどないと考えられています。元々サーマクールの高周波が直接的に妊婦さんや胎児に悪影響を及ぼすということがわかっているわけではなく、治療時の痛みや不安による心身的な負担が心配されています。
そのため、妊娠による体調の変化などが出ていないうちに気づかずサーマクールを受けている程度であれば特に大きな問題はないとされ、心配する必要はないようです。

ただし、治療後に体調不良を感じたり施術部位に異常が現れた場合などはすぐに担当医や看護師に相談するようにしましょう。その際に妊娠が発覚していれば妊娠中であることもきちんと伝えるようにしましょう。

授乳中のサーマクール治療は可能

サーマクールは妊娠中でもできる?

妊娠中のサーマクール治療は禁忌とされていますが、授乳中は受けることができるのかな?と気になる人もいるでしょう。

結論から言うと授乳中のサーマクール治療は可能です。サーマクール機器から照射される高周波や電磁波、治療の痛みなどが妊婦さんや胎児に何らかの影響を与える可能性があることから妊娠中のサーマクールは避けるべきとされていますが、授乳への影響はないと考えられているためです。

ただし、産後間もない女性の体はデリケートであるということからサーマクールを含めたさまざまな美容治療自体を控えた方がいいという考えもあります。そのため、美容外科・美容クリニックによっては産後・授乳中のサーマクール治療を行わないところもあると思いますので、授乳中のサーマクールについては各クリニックに確認するようにしましょう。

妊娠中、サーマクール以外のたるみ治療は?

サーマクールは妊娠中でもできる?

たるみを改善するための美容治療には全身麻酔を用いた切開によるものや、サーマクールと同様に熱エネルギーを与えるウルセラ治療レーザーや光を照射する治療などさまざまなものが考えられます。

なお、ウルセラについてはこちらでご紹介していますので、興味がある方はご覧ください。
美容整形ウルセラとは?人気HIFUの概要・原理を分かりやすく解説

直接的な悪影響はないとしても治療による心身の負担がかかることや、安全性が確保されていないことからそのほとんどの治療において「妊娠中はNG」とされています。

機器を使用しないオールハンドのマッサージなどであれば基本的には問題ないので、妊娠中にたるみケアをしたい場合はサーマクールのように機器によるたるみ治療ではなくエステのフェイシャルエステなどにしておきましょう。ただし、その際も妊娠中は避けるべきアロマなどが使用されないように、施術前に妊娠中であるということをしっかりと伝える必要があります。

妊娠中にサーマクールを受けるリスクまとめ

サーマクールは妊娠中でもできる?

妊娠中は日頃忙しくしている人も時間的に余裕ができたり、自分自身の体を向き合う機会が増えたりすることから顔や体のたるみが気になり始める人もいると思います。

人気のたるみ治療であるサーマクールを受けたいと考える人も少なくないと思いますが、サーマクール治療は妊娠中に受けることができません。

サーマクール機器からはラジオ波・RF波と呼ばれる高周波が照射され、コラーゲンなど真皮層にある組織などに熱エネルギーを与えます。それによってコラーゲン収縮・生成が促されてたるみやしわが解消されますが、妊娠中の女性の体や胎児にどのような影響があるかわからず安全性が確保されていないのです。
そのため、美容外科・美容クリニックでは妊娠中である場合サーマクール治療を行うことはありません。

サーマクールによるたるみ治療を受けたい場合には、安心して治療を受けるためにも妊娠期間以外に改めて考えるようにしましょう。

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年齢:30代半ば
仕事:フリーライター(元美容外科・皮膚科看護師兼カウンセラー)
住所:都内在住

某大手美容クリニックに10年間勤務経験のある看護師兼カウンセラー。今は長年の美容クリニック勤務経験を活かし美容ライターとしてフリーランスに転職。
プライベートでの整形・プチ整形・美容施術の経験回数は合計300回以上。海外も含めて5つの美容クリニックで最高ランクの会員に。
趣味は韓国へ美容旅行、ジムで身体づくり、料理。仕事をはじめ、プライベートで受けた整形や美容施術の経験を踏まえて「キレイになりたい」女性の役に立つ記事を書いています。

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