「キレイになりたい」を叶えるメディア

サーマクールのショット数とは?400と600ショットの違いを徹底比較

MIYUKI
WRITER
 
この記事を書いている人 - WRITER -
MIYUKI
年齢:30代半ば
仕事:フリーライター(元美容外科・皮膚科看護師兼カウンセラー)
住所:都内在住

某大手美容クリニックに10年間勤務経験のある看護師兼カウンセラー。今は長年の美容クリニック勤務経験を活かし美容ライターとしてフリーランスに転職。
プライベートでの整形・プチ整形・美容施術の経験回数は合計300回以上。海外も含めて5つの美容クリニックで最高ランクの会員に。
趣味は韓国へ美容旅行、ジムで身体づくり、料理。仕事をはじめ、プライベートで受けた整形や美容施術の経験を踏まえて「キレイになりたい」女性の役に立つ記事を書いています。

たるみ治療の中でも特に人気の高いサーマクール。サーマクールは使用する機器やショット数に種類があるため、治療を受けようと思って調べているうちに「機器の違いは効果に影響するの?」「ショット数って何?」などと色々な疑問や迷いが出てくることもあると思います。

結論から言うとショット数とはサーマクール機器で高周波を照射する回数のことで、その違いはサーマクール治療の効果に大きな影響を与えます。また、効果だけでなく治療時の痛みやリスク、施術費用などにも違いが出るのでサーマクール治療において注目すべきポイントなのです。

この記事を読めば次のことがわかります。

・サーマクールのショット数とは?
・サーマクールCPTのショット数について
・サーマクールFLXのショット数について
・サーマクールのショット数の違いを徹底比較
・<部位別>サーマクールのショット数目安
・ショット数が適切でない場合のリスクや副作用

ここではサーマクールのショット数によって出る違いを詳しく比較、解説していきたいと思います。特に日本国内の美容外科・美容クリニックで選択されることの多い400ショットと600ショットをメインに紹介していきます。サーマクールを受けようと考えている、ショット数で悩んでいる人はぜひ読んでみてください。

サーマクールのショット数とは?効果の違いを比較

サーマクールのショット数とは?

そもそもサーマクールとは専用機器で皮膚に高周波(ラジオ波・RF波)を照射することで、真皮や皮下組織に熱エネルギーを与えることのできる治療法。コラーゲンを収縮・再生させることで顔や体のたるみを引き上げたり、皮膚を引き締めてしわや毛穴の目立たないなめらかな肌に導くことができるとされています。

高周波を照射する回数を「ショット数」と呼び、施術範囲やたるみの状態に合わせて選択します。

現在日本国内の美容外科や美容クリニック、エステサロンの多くで使用されている第3世代機器『サーマクールCPT』と第4世代機器『サーマクールFLX』では主に「300または400」「600」「900」の3種類から選ぶことができるようになっています。
この数字はそのままショット数になり、「サーマクールCPT400」というメニューであれば、サーマクールCPT機器で400回高周波を照射することができるものになります。

基本的のショット数が多い程広範囲に治療を施すことが可能で、その効果も高まると考えられています。サーマクール機器を開発したアメリカなど欧米では600ショットや900ショットを選択する人が多いようですが、日本では400ショットの人気も高いとされています。
実はサーマクールの400ショットに関しては日本人の皮膚が薄くデリケートであるということから、日本のドクターの要望で設定されたものだと言われています。

何ショット打つことが最も効果的かということについては、施術範囲や皮膚・たるみの状態などにより異なるため、美容外科・クリニックでのカウンセリング時に医師が診察し決定することが多いようです。
また、サーマクール治療を受けた後、効果継続のためや物足りないと感じたところの効果を補うために200ショット追加するなどして調整することも可能です。

サーマクールCPTのショット数について

サーマクール

2009年に登場したサーマクール機器の第3世代として今も高い支持を得ている『サーマクールCPT』。それ以前の機器はたるみ改善効果はあるものの治療中の痛みが強く患者への負担が大きいとされていました。

『サーマクールCPT』ではハンドピースとトリートメントチップを改良し、治療効果を高めると共に治療時の痛みを緩和することに成功しました。クリームやテープなどで表面麻酔をしていれば皮膚表面がホカホカする程度でほとんど痛いと感じない場合もある程になったと言われています。

【CPT400】『サーマクールCPT』で400回照射を行うメニュー
顔やボディ全体への治療よりも頬やフェイスラインなどたるみの気になる部分に集中的な治療を行う場合に使用されることが多いとされています。顔全体への治療にはやや物足りないと感じる人が多いようですが、前回のサーマクール治療の効果が残っているうちの継続治療などでは問題ない場合もあるようです。たるみの気になる部位や効果不足の部位に効率よく使用できるので、特に日本では利用する人も多いとされています。

【CPT600】『サーマクールCPT』で600回照射を行うメニュー
顔全体に十分照射することができるとされており、全体的にたるみ改善効果が期待できるので費用対効果のバランスがいいと考えられています。ボディのサーマクール治療に利用されることも多くあります。

【CPT900】『サーマクールCPT』で900回照射を行うメニュー
顔全体への照射+気になる部位への重ね打ちが可能です。たるみの状態が重度な部位がある場合などは、顔全体への照射に加え、重度の部分に重ねて照射することでよりバランスよく治療の効果が出るとされているのでひどいたるみがある場合は900ショットがおすすめです。また、ボディの複数か所にサーマクール治療を行いたい場合にも利用するといいでしょう。

サーマクールFLXのショット数について

2018年にリリースされた最新機種である『サーマクールFLX』は“痛くないサーマクール”と言われ、治療中に感じる痛みが軽減されています。
チップのフレームに装着されている感知センサーが、1ショットごとに皮膚温度やエネルギーの届き方をチェックしているため、より正確なエネルギー量に調整することができ、過剰な照射や痛みが抑えられるようになっています。痛みの感覚に合わせて適切なエネルギー設定が行われるので、基本的に『サーマクールFLX』では麻酔なしの治療が推奨されています。

また、機器のバージョンアップに伴ってハンドピースに装着されるチップも大きくなり少ないショット数で高い効果が得られるようになりました。
前機器である『サーマクールCPT』のショット数と設定はほとんど変わりませんが、400ショット必要とされていたものがチップの面積拡大によって300ショットで治療が可能になったとされています。
そのため、『サーマクールFLX』では「300」「500または600」「900」の設定で治療が行われることが多く見られます。

トータルチップでのショット数について

サーマクール機器ではハンドピースにチップを装着して高周波を照射します。『サーマクールCPT』以降は通常のフェイスチップに加えて、照射面積が広く深層までエネルギーを届けることのできる「トータルチップ」が使用されるようになりました。『サーマクールFLX』ではトータルチップまたは同等の性能を持つチップを標準装着としています。

トータルチップは従来のチップに比べて広い範囲・深い層まで加熱することが可能になり、加熱領域の体積が最大2倍になりました。加熱する組織が深い程与えられた熱が長く滞在して冷えにくくなるので、効率的な加熱を実現します。特に皮膚が厚く照射範囲も広くなりがちなボディのサーマクール治療におすすめのチップとなっています。

ただし、1ショットごとの照射範囲が広いというメリットがあることから、フェイスチップなどで治療を行うよりも価格が高くなる傾向にあります。

サーマクールのショット数の違いを徹底比較

たるみ改善・皮膚の引き締め効果

サーマクールはショット数が多い程高い効果が期待できるとされていますが、それは単純にショット数が多ければ多い程ベストな効果が出せるというわけではないので注意しなければなりません。

確かに400ショットよりは600ショット、600ショットよりは900ショットの方がより広い範囲に治療を行うことができ、同じ場所に何度も重ねて照射することができるためたるみ改善や皮膚の引き締め効果が期待できると思います。
しかし、必要以上にサーマクールを照射することで皮膚に火傷などのダメージを与えてしまう可能性があります。また、やりすぎることで頬がこけてしまったり均一な治療ができず皮膚に凸凹ができてしまったりすることもあるのです。

それぞれに適切なショット数は異なるということになるため、カウンセリングや診察で医師や看護師としっかり仕上がりイメージを共有して本当に必要なショット数を判断してもらうことが大切です。
400ショットでどのような仕上がりになるか、600ショットでどのような仕上がりになるかということを症例写真などを参考にしながら比較するとより理想的な治療ができると思います。

治療中の痛みやダウンタイム

サーマクールは初代機器『サーマクールTC3』や2代目機器『サーマクールNXT』では非常に痛い治療だと言われていましたが、それ以降にリリースされた機器については痛みがかなり軽減されています。
ショット数が少なければ麻酔なしでも治療ができますし、ショット数が多い場合や痛みに弱い人の場合は麻酔クリームや麻酔テープで表面麻酔をすればほとんど痛みを感じずに治療ができるとされています。

また、最新機器の『サーマクールFLX』はより痛み緩和が進化し、痛くないたるみ治療として人気があります。ただし、ショット数が多くなると徐々に負担を感じるようになってくる場合もあるので麻酔について事前カウンセリングなどで相談しておきましょう。

また、サーマクール治療では機器の種類やショット数に関わらずダウンタイムは不要です。基本的に痛みや腫れ、赤みが治療後も続くことはないので、仕事を含めた日常生活に支障をきたすことはないでしょう。

治療時間やチップの有効時間

サーマクール治療で使用するチップには、患者への意思確認なしに複数患者への使い回しを防止するため使用の制限時間が設けられています。チップの制限時間はショット数により異なり、400ショット150分、600ショット210分、900ショット240分となっています。

ただしこれらは治療を行う医師が気にすればいいことなので患者側が気にかける必要はなく、元々サーマクールの治療にそれほど長い時間がかかることはないでしょう。

サーマクールの治療時間は400ショットで30分前後、600ショット・900ショットの場合は施術か所に応じて約1時間前後となっています。また、治療を行う医師の技量や考え方などによっても治療時間が変わることがあります。大まかな治療時間については通う予定の美容外科・クリニックの口コミや評判・体験談などをチェックするといいでしょう。より正確な時間を知りたい場合はカウンセリングで確認するようにしましょう。

ショット数ごとの施術料金目安

サーマクール治療はショット数によって施術範囲や効果に違いが出るため、施術料金にも違いが出ます。美容外科・美容クリニックごとに料金の設定は異なりますが、以下にショット数に応じた大まかな価格目安を紹介します。

サーマクールCPT
400ショット…約80,000~150,000円
600ショット…約100,000~150,000円
900ショット…約150,000~200,000円
225ショット(目元専用)…約100,000~150,000円
サーマクールFLX/サーマクールCPTトータルチップ
300ショット…約150,000~200,000円
600ショット…約300,000~400,000円
900ショット…約400,000~500,000円

サーマクールのショット数目安や治療の注意点

<部位別>サーマクールのショット数目安

目元…225ショット(専用チップ)

頬…200ショット
顎下…200ショット
首…200~400ショット
全顔…400ショット
二の腕…300~600ショット
バストアップ…300~600ショット
腹部…300~600ショット
お尻…300~600ショット
太もも内側…300~600ショット
膝まわり…300~600ショット

ショット数が適切でない場合のリスクや副作用

サーマクールはショット数が多い方が効果があると思われがちですが、最も効果的な治療に必要なのは適切なショット数で治療を行うことです。ショット数が多すぎて必要以上に熱エネルギーを与えてしまうと、火傷など皮膚にダメージを負ってしまうなどのリスクがあります。また、頬がこけたり皮膚が引きつってしまうようなこともあり、さまざまなデメリットが考えられます。

ショット数が少なすぎると単純にたるみ改善や皮膚の引き締め効果が十分に得られません。せっかく費用や時間をかけて美容治療を受けたのに効果を感じられないのでは残念ですので、ショット数をケチらずに適切なショット数でサーマクールを受けるようにしましょう。

また、サーマクールのショット数がどれくらい必要かについては、個人差があるため担当する医師の見立てや判断がとても大切です。サーマクール治療については開発メーカーが認定医制度を設けており、機器を扱う医師にサーマクールの原理や照射方法を理解してもらうためのトレーニングプログラムを用意しています。
安全で効果的なサーマクール治療を受けるためには、認定医やサーマクール治療の経験が豊富な名医を選ぶことも大切なポイントとなるでしょう。

尚、サーマクールの後遺症・失敗例についてご興味あられる方はこちらをご覧ください。
サーマクールの後遺症・失敗例|後悔する前に知っておきましょう

サーマクールのショット数に関するまとめ

切らずに高周波を照射してたるみを引き上げるサーマクール治療では、ショット数が大きな鍵を握ります。サーマクールはショット数によって効果にも大きな違いが出ますし、治療中の痛みやかかる費用、時間などにも違いが現れます。

サーマクールではショット数が少ないと十分にたるみ改善効果や皮膚の引き締め効果が得られないとされてます。ただし、ショット数が多ければ多い程いいというものではなく、適切なショット数で治療を受けることが大切なのです。ショット数が必要以上に多いと皮膚にダメージを与えたり、理想通りの仕上がりにならなかったりするリスクやデメリットが考えられます。

サーマクールで安全かつ効果的な治療を受けて理想的な顔・ボディを手に入れるためには、適切なショット数で治療を受けることが大切。仕上がりイメージやリスクについて医師と共有し、ショット数などについてもしっかり相談しておくようにしましょう。

尚、サーマクールの間隔や回数・頻度についてご興味あられる方はこちらをご覧ください。
サーマクールは繰り返し・何回も継続が必要?間隔や回数・頻度について

この記事を書いている人 - WRITER -
MIYUKI
年齢:30代半ば
仕事:フリーライター(元美容外科・皮膚科看護師兼カウンセラー)
住所:都内在住

某大手美容クリニックに10年間勤務経験のある看護師兼カウンセラー。今は長年の美容クリニック勤務経験を活かし美容ライターとしてフリーランスに転職。
プライベートでの整形・プチ整形・美容施術の経験回数は合計300回以上。海外も含めて5つの美容クリニックで最高ランクの会員に。
趣味は韓国へ美容旅行、ジムで身体づくり、料理。仕事をはじめ、プライベートで受けた整形や美容施術の経験を踏まえて「キレイになりたい」女性の役に立つ記事を書いています。

Copyright©2021 美美らぼ , 2020 All Rights Reserved.