サーマクールとウルセラを徹底比較!違いを分かりやすく解説
仕事:フリーライター(元美容外科・皮膚科看護師兼カウンセラー)
住所:都内在住
某大手美容クリニックに10年間勤務経験のある看護師兼カウンセラー。今は長年の美容クリニック勤務経験を活かし美容ライターとしてフリーランスに転職。
プライベートでの整形・プチ整形・美容施術の経験回数は合計300回以上。海外も含めて5つの美容クリニックで最高ランクの会員に。
趣味は韓国へ美容旅行、ジムで身体づくり、料理。仕事をはじめ、プライベートで受けた整形や美容施術の経験を踏まえて「キレイになりたい」女性の役に立つ記事を書いています。
切らずにできる顔の引き締め・小じわの治療で幅広く利用されているサーマクールと、似たような効果の治療法で、顔の引き上げ・たるみ改善のウルセラがあります。
今回は、サーマクールとウルセラの違いや、どっちが優れているのか、同時に併用ができるのかなどの疑問に答えます。
結論から言うと、サーマクールとウルセラは併用OKです。同時施術も可能で、併用することで若返り効果がグンと上がります。
内側の土台から顔が引きあがり、顔の表面は小じわが減ってハリが増すなどそれぞれの効果を補い合う結果となるのです。
サーマクールとウルセラを併用したらマイナス10歳の表情も夢ではありません!同窓会で輝きますよ。
サーマクールとウルセラを繰り返して20代の顔をキープしている私がお約束します。
この記事を読めば次のことがわかります。
・サーマクールとウルセラの違い
・サーマクールとウルセラを併用することのメリット
・サーマクールとウルセラを同時にやって危険などのデメリットはないのか
・サーマクールとウルセラを受けている人の口コミ・体験談
まずはサーマクールとウルセラの違いについて説明します。
サーマクールかウルセラをこれから受けようと思っている人はもちろん、どっちかは施術したことがある人も参考になると思います。
よろしければご一読ください!
目次
サーマクールとウルセラの違い 項目ごとに徹底解説
こちらの章ではサーマクールとウルセラの違いについて説明しています。
照射方法の違いや痛み・効果の差などを比較しているので、サーマクールとウルセラの違いについて理解しておきたい人におすすめの記事です。
サーマクールとウルセラの違い① 効果
サーマクールの効果は毛穴の引き締めと小じわ改善です。
年齢とともに垂れ下がって開いてしまった毛穴はニキビ跡が目立つことにも繋がります。サーマクールは毛穴を引き締めるのでニキビ跡やクレーターが良くなることもありますよ。
サーマクールの効果はその他にもあります。顔全体が引き締まり、小顔効果も見込めるのです。
ウルセラも同様のイメージを持っている人が多いかも知れませんが厳密にいうと違います。
ウルセラの効果はたるみの引き上げです。
たるんでできてしまったほうれい線やゴルゴ線、目の下のたるみによるクマはウルセラで土台からリフトアップ治療ができます。
サーマクールとウルセラは、どちらにも顔のハリを増す効果があります。これは治療によって肌の中でコラーゲンが生成されるようになるからです。
サーマクールもウルセラも、照射すればたるみ改善だけでなく肌にハリが生まれることになるのでキュッと引き締まった美肌が手に入りますよ。
エステでは得られない効果も美容医療なら確実に実現できるので興味があったらまず美容外科クリニックでカウンセリングを受けてみてください。
サーマクールとウルセラの違い② 照射の方法
サーマクールの照射方法とは、高周波(RF)を利用したものです。
皮膚の内側にある真皮と皮下脂肪組織の線維に高周波を照射して熱エネルギーを与えることで照射した部分にダメージを与えて引き締めます。
たんぱく質が熱で縮むようなイメージです。
熱でダメージを与えることに不安を覚える方もいるかもしれませんが、通常であれば火傷になるような失敗やリスクはほぼないので安心してください。
一方ウルセラは高密度焦点式超音波(HIFU=ハイフ)による照射でたるみを治療します。
サーマクールよりもさらに深く、SMAS(表在性筋膜)に対して熱エネルギーを与えてその刺激によるダメージでリフトアップします。
ウルセラもサーマクールも、照射してから数週間で徐々に効果が出て、1~2か月後に一番効果が現れます。
その頃には照射したときに受けたダメージを修復するために肌の中でコラーゲン生成がなされるため、引き締め・リフトアップだけでなく肌のハリが増すことになり満足度が一番高いのです。
サーマクールとウルセラの違い③ 痛み
サーマクールもウルセラも、痛いから麻酔が必要と聞くことがあると思います。
本来は麻酔なしでもできると言われていて、安全で後遺症もないのがサーマクール・ウルセラの良いところなのですが、実際どうなのでしょう。
確かにウルセラは痛いです。
基本的には表面麻酔や、冷却などその他痛みを軽減するための工夫が必要になります。
反面、サーマクールに関しては「痛みなしでできる」機材も開発されています。
サーマクールの初代・2代目と言われているサーマクールTC3やサーマクールNXTに関しては麻酔なしだと耐えがたい痛みがありましたが、第三世代のサーマクールCPTや、メーカー最新機種のサーマクールFLXであれば機材自体に痛み軽減の工夫がなされていて麻酔なしでも痛くない治療を受けることができます。
サーマクールとウルセラの違い④ 副作用・後遺症
サーマクールもウルセラも、基本的にはダウンタイムや副作用はなし、後遺症などのリスクもなく受けられると評判の治療です。
稀に口コミで見かけるのは「火傷」「たるみが酷くなった」「痛みが引かない」などの評価ですが、実際のところを解説します。
最初に「基本的に」という言葉を使ったのは、「サーマクールやウルセラの認定医が所属していたり、実績豊富な名医による治療」であればという条件が含まれているからです。
日本ではほぼありえない話ですが、サーマクールやウルセラの照射を看護師が行ったり、経験不足の医師による誤った照射を受けた場合に火傷を負ってしまったりそれが後遺症になることがあります。
不明確に値段が安すぎたり、実績不明な病院には危険が潜んでいるかもしれないのでカウンセリング時やカウンセリング前にしっかりと確認しておくと安心です。
サーマクール・ウルセラの照射後には赤みが残ったり腫れたりすることがあるようです。これは副作用の範囲で、1~2日で良くなることがほとんどです。
肌の表面に目に見えてダメージがなければ問題ありません。
注意点さえ覚えておけばサーマクール・ウルセラが危険になることはありえません。
併用していても同時に施術をしても同様です。
サーマクールの後遺症・失敗例についてはこちらの記事に詳しく掲載していますのでぜひご覧ください。
⇒ サーマクールの後遺症・失敗例|後悔する前に知っておきましょう
サーマクールとウルセラの違い⑤ 部位
サーマクールが最も効果を表す部位はフェイスラインです。
キュッと引き締めることで小顔効果にもなり、若見えが可能となります。
顔の中でも目元専用にサーマクールアイが開発されていて、目元のたるみ改善ができたり、ボディ用に照射範囲の広いチップもあるので体のセルライト改善にも期待できます。
ウルセラの効果は顎のたるみと頬のたるみ・ほうれい線などによく表れます。
引き上げることが目的なので、たるんでクッキリ出てしまったほうれい線や二重アゴなどもはウルセラで大幅に改善できます。
サーマクールとウルセラの違い⑥ 費用
サーマクールとウルセラは費用にも差があります。
ウルセラの方が深層に照射されるためどうしても価格は高くなりがちです。
サーマクールが広範囲に照射を重ねるのに対して、サーマクールは引き上げを行いたい部位にピンポイントで照射するため、どうしても技術が必要になります。
その点でも予算は少し高くなると理解してもらえればと思います。
サーマクールとウルセラの併用・同時施術について
サーマクールとウルセラを併用・同時施術することにはメリットがたくさんあります。
まず一つはその効果です。
サーマクールとウルセラには、似て非なる効果があることがわかったと思いますが、併用することでそれぞれの効果を補い合って、より一層若返り効果が見られることになります。
真皮から皮下脂肪組織、更に深いSMAS(表在性筋膜)に対して照射できるので大幅なたるみ・しわ治療の効果が得られることになります。
顔全体のたるみはウルセラで引き上げて、表面の小じわやたるんで大きく見えてしまっているフェイスラインは引き締め、表情が若返るだけでなく小顔効果も出るため見違えるような効果が得られるでしょう。
効果は徐々に出てくるので急激に変化して周囲にバレるようなこともなく安心です。
併用・同時施術することのメリットは費用面にもあります。
サーマクールもウルセラも、ショット数によって値段が決まります。
サーマクールとウルセラを同時に申し込むことでディスカウントしていたりパッケージメニューを組んでいる美容外科クリニックもあり、両方の施術をお得にできるのが評判です。
同じクリニックでサーマクールとウルセラが受けられる場合、カウンセリングの手間も省けますし、組み合わせて最適な照射を行えるため費用・効果の両面でメリットです。
同日に施術する場合は麻酔が1度で済むなど手軽さも増します。
サーマクールとウルセラを併用している人の例で一番おすすめなのは、初回でサーマクールとウルセラを同時に施術して、以降は半年ごとにウルセラとサーマクールを交互で施術するという方法です。この方法が一番効果が出ます。
サーマクールもウルセラも施術後半年~1年経過すると徐々にたるみ・シワが元に戻る動きを見せますが、完全に元通りになる前に施術を続けることで老けない顔をキープすることができるのです。
手軽な分、効果が永続しないのはデメリットに感じるかもしれませんが、メンテナンス間隔で半年に1度の通院をしてみることで最大限の効果が得られるので、これ以上老けたくないと思っている人には是非試してみていただきたい治療法です。
最適な間隔についてはカウンセラー・看護師・医師に相談の上決定してください。
若い人などはたるみ・しわなどの老化がゆっくりなので1度の施術で満足して何年も空けるというパターンもあるようですよ。
サーマクールとウルセラを受けている人の口コミ
サーマクールとウルセラを併用している人や、どちらも受けたことがある人の口コミを集めました。参考にしてください。
年に一度、メンテナンス感覚でウルセラに通っています。
身体のたるみにもいいと聞いたのでボディも検討していましたところ、ボディもやったらなかなか費用がかさむのでエステにしようかとも思いました(-ω-;)
でもエステって更にきりがないと思って調べてたら「サーマクールがボディにも使えるなんて!」と。
ウルセラで慣れているからかサーマのボディは全然痛くないです。
かなりのショット数やってもらったはずだけどウルセラで顔やるのと同じくらいの値段で安心(#^^#)
久々にセルライトのないもも裏が出現して感激(´;ω;`)
まだまだ綺麗を目指したいお年頃なんです。
小顔のサーマクールやりたくて、フェイスラインで通院したら私の二重アゴはたるんでて顔大きいらしい。
デブだけが原因じゃなかった…。
泣きつくようにどうしたらいいか聞いてみたら、フェイスラインはサーマ、アゴはウルセラ、ほっぺもどっちかやったほうが良いって。
いいよもう全部やろうと思ってどっちも全顔で笑やりすぎ?笑
初めてのサーマ&ウルセラで本当に効果出るかわからなかったけど写真見る感じ直後から顔小さくなってる気がして満足!
これから効果落ちるのかな。
ちょっとでもしばらく続けたいくらい良い。
もう5年近くウルセラとサーマクールを続けています。
どちらも全顔です。
ウルセラに行って、2か月後にサーマクールをして、そこから半年後にまたウルセラ、その2か月後にサーマクール、というサイクルにしているから8か月おきになるのかしら。
毎回次の予約をしてから帰るので忘れないようにするのが大変です。
いっそ糸でリフトしても良い気がするものの体力もないので。
よく30代の息子と姉弟に間違えられて気分が良いです。
いかがでしたか?サーマクールとウルセラの特徴と違いについてお分かりいただけたでしょうか。
この記事をまとめると以下の通りです。
・サーマクールの効果は引き締め、ウルセラの効果はリフトアップ
・サーマクールとウルセラはどっちも熱エネルギーによって引き締め・リフトアップをする
・費用はサーマクールよりウルセラの方がやや高価
・サーマクールもウルセラも副作用、火傷の心配はほぼない
・ウルセラはサーマクールより痛みを感じやすい
・サーマクールとウルセラは併用も同時施術も効果的
以上となります。
悩んでいる部位や、引き締めたいのかリフトアップしたいのかどちらかで施術を選ぶことでより満足度の高い治療を受けられるでしょう。
まずは信頼できる医師に相談の上、カウンセリングを受けてください。
サーマクールの効果なしについての口コミはこちらの記事に詳しく掲載していますのでぜひご覧ください。
⇒ サーマクールは効果ない?効果なしの根拠や具体的な内容・口コミ
仕事:フリーライター(元美容外科・皮膚科看護師兼カウンセラー)
住所:都内在住
某大手美容クリニックに10年間勤務経験のある看護師兼カウンセラー。今は長年の美容クリニック勤務経験を活かし美容ライターとしてフリーランスに転職。
プライベートでの整形・プチ整形・美容施術の経験回数は合計300回以上。海外も含めて5つの美容クリニックで最高ランクの会員に。
趣味は韓国へ美容旅行、ジムで身体づくり、料理。仕事をはじめ、プライベートで受けた整形や美容施術の経験を踏まえて「キレイになりたい」女性の役に立つ記事を書いています。